北口本宮富士浅間神社


北口本宮冨士浅間神社
北口本宮冨士浅間神社
うっそうと茂る樹齢数百年の杉木立の中に佇む北口本宮冨士浅間神社。多くの信仰を集めた神社としての格式と風格を感じさせます。古来より富士山と深く結びついてきた北口本宮冨士浅間神社では、毎年6月30日のお道開きの神事が境内の登山門で行われ、富士山信仰の道として親しまれてきた吉田口登山道が山頂まで続いています。また、8月26日のお山閉いの祭り『吉田の火祭り』も、この神社の秋祭りの行事として催されます。青龍の口から湧き出る霊水はここから約3キロメートル離れた富士山の裾野に湧く泉から引かれています。


北口本宮冨士浅間神社 拝殿
富士太郎杉
社記によれば、富士山の大噴火を恐れる人々の心を静めるために、垂仁天皇の御代に勅令をもって火山鎮護の神、木花開耶姫を祀ったのがはじまりとされています。1615年(元和元年)に建立された本殿には、木花開耶姫命、彦火之瓊瓊杵命、大山祗命の三神が祀られています。随所にちりばめられた極彩色、漆塗り、飾り金具、桃山時代の面影を残す建築は見事です。天照大神を祀る西宮本殿は、室町時代の優美な造りで、装飾は本殿と同じ手法がほどこされています。東宮本殿は、北条義時が創建した1561年に、武田信玄が川中島の勝利を祈願して再建されたと伝えられるものです。祭神の彦火火出見命は、富士権現と呼ばれ、三殿の中では最も古い建造物で、構造や彫刻などに室町時代の手法をとどめています。本殿、西宮本殿、東宮本殿共に国の重要文化財に指定された見応えある建築です。拝殿の前の両脇には「富士太郎杉」「富士夫婦檜」の名を持つ御神木があり、その大きさは、見事というしかありません。 

富士吉田市の情報 | FUJIGOKO CYBER CITY